2020年米大統領選で民主党候補は?サンダース上院議員を注視

2020年のアメリカ大統領選に向け、民主党の動きが活発化しています。ただ、看板になりうる「役者」は不在で、ロシアゲート事件の終結でトランプ大統領は余裕の構え。民主党の救世主は彗星のように現れるでしょうか。




現時点で民主党から出馬を表明しているのは17人で、今後も増加する勢い。直近のCNNの調査によると、支持率トップはバイデン氏で、若者に人気のサンダースが後を追う構図です。ハリス上院議員が追い上げ、オルーク前下院議員はこれからといったところ。

バイデン氏にセクハラ疑惑はどう影響するでしょうか。一方、インディアナ州サウスベンドのブティジェッジ氏などが今後注目を集めそうです。

やはり左派の代表でもあるサンダース氏の動向が気になります。前回2016年は泡沫候補とされながら行き過ぎた資本主義の是正を訴えたことで予想外に健闘し、トップのクリントン氏に追い上げました。

社会主義的な思想を好まない民主党執行部は、前回同様、サンダース氏を冷遇するでしょうか。経済への影響という点で、「サンダース大統領」なら市場参加者は売りから参入することになるでしょう。

主な候補者は以下の通り(出馬表明順、略歴、年齢)。




Kamala Harris(カマラ・ハリス)

カリフォルニア州選出上院議員。ジャマイカとインド移民の子。元カリフォルニア州司法長官、54歳。ツイッターフォロワー237万。オバマ支持者。

Tulsi Gabbard(タルシ・ガバード)

ハワイ州選出下院議員(初のヒンドゥー系下院議員)。元軍人(イラク戦争)。米国による内政干渉(武力介入)を度々批判しアサドとも面会したことでエスタブリッシュメントから敵視されている。前回はサンダースを応援。左派、インディペンデントからの支持を期待。

Elizabeth Warren(エリザベス・ウオーレン)

マサチューセッツ州選出上院議員。金融に詳しく、富裕層課税が持論。ツイッターフォロワー480万。東海岸アカデミズム(ハーバード大法学部教授)+中西部ルーツ(祖先にインディアン)。

Amy Klobuchar(エイミー・クロブチャー)

ミネソタ州選出上院議員(同州初の女性上院議員)、企業弁護士出身、58歳。カバナー最高裁判事公聴会の質問で名を上げる。穏健派や中西部の有権者を狙う。

Bernie Sanders(バーニー・サンダース)

バーモント州選出上院議員。バーモント州バーリントン市長を経て1990年に下院議員、2006年から上院議員。77歳、「ボトムアップからの変革」、社会保障の拡充を訴える。ツイッターフォロワー810万、左派の圧倒的な支持。

Beto O’Rourke(ベト・オルーク)

元テキサス州選出下院議員。2018年中間選挙でテッド・クルーズに挑み有名に。46歳。ミレニアルや移民にアピール。

Kirsten Gillibrand(カーステン・ギリブランド)

ニューヨーク州選出上院議員。企業弁護士出身、52歳、ツイッターフォロワー136万。”Me Too” Senator、民主党執行部に近く、エスタブリッシュ層やヒラリー支持者が支援。

その他

Pete Buttigieg(ピート・ブティジェッジ、インディアナ州サウスベンド市長)、Marianne Williamson(マリアン・ウィリアムソン、ベストセラー作家)、Wayne Messam(ウエイン・メッサム、フロリダ州ミラマー市長)も出馬表明済み。

さらに、Joe Bidenジョー・バイデンが出馬のタイミングを見計らっているもよう。
(おわり)

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