ドルは上値が重い、自民2補選の敗北でダブル選は見送りか

本日のドル/円は上値の重い値動きとなりそうです。欧州の主要市場をはじめ休場が多く、株価や長期金利が手がかり。




週末に行われた衆院補欠選挙で衆参ダブル選挙の思惑は遠のき、円売りは見込みにくいでしょう。

日米政治情勢は手がかりにならず

4月19日のドル/円は変わらず。NY終値が2日連続で112円を下回っており、やや上値の重さが意識されたようです。週明け22日のアジア市場の早朝は111円90銭台で推移。

この後は日本株安を受けた円買いが先行し、ドルは上値の重い展開とみます。中国経済の減速に過度な警戒は和らぎ円買いは後退していますが、今週は日本の10連休直前で調整の売りが見込まれます。

21日に行われた衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙は、それぞれ日本維新の会、無所属の候補が当選。自民党が補選で敗れたのは、2016年の衆院京都3区を除くと初めてといいます。安倍政権は今年10月の消費税率引き上げを前に、衆参ダブル選挙に踏み切るとの見方もありました。

ただ、受け皿となる野党が弱体化しているとはいえ逆風は予想以上に強く、ダブル選の可能性は低下。円売りは弱まりそうです。

一方、アメリカのトランプ大統領のロシア疑惑に関し司法省は先に証拠不十分としたものの、野党は2016年の大統領選での共謀と司法妨害について追及する方針。

ただ、民主党はトランプ弾劾を目指しているようですが、昨年11月の中間選挙で共和党が上院で議席を増やしており、弾劾は実質的に困難。市場の反応は限定的でドル売り要因にはなりにくく、手がかりは今晩の米住宅関連指標ぐらいにとどまりそうです。

22日も主要市場は休場で閑散

主な注目材料(日本時間)

12:30 タイ3月貿易統計
16:00 トルコ4月消費者信頼感
21:30 米3月シカゴ連銀景気指数
23:00 米3月中古住宅販売件数
休場:香港、オーストラリア、NZ、ドイツ、イギリス、スイス、南アなど
(おわり)

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