ドルは底堅い/前日大幅高の反動で調整も、明日の米GDPに思惑か

本日のドル/円は底堅い値動きとなりそうです。前日はユーロ売りで相対的に買いが強まりましたが、その反動による調整の売りに押される見通し。

ただ、明日の米国内総生産(GDP)発表を前にやや楽観的なムードが広がりやすく、思惑による買いも見込まれます。




NY市場でドルは一時112円39銭

4月24日のドル/円はしっかり。アジア市場では序盤、日本株買いの場面で円売りが先行し112円に接近しますが、豪ドル・円が弱い豪インフレを嫌気した売りで急落し、ドルを押し下げます。その後ドルは111円90付近でのもみ合いが継続。

夕方に発表されたドイツのIFO企業景況感指数が予想以上に下振れると、海外市場でユーロ/ドルの大幅安でドルは一時112円39銭まで強含みました。

米耐久財受注でGDPに期待感

4月25日は、日銀金融政策決定会合がやや注目されるでしょう。無風の通過が見込まれるなか、緩和的な金融政策が維持されれば円売り基調は継続しそうです。

一方、トルコ中銀の定例会合でも政策金利は据え置きの公算ですが、対円では1カ月ぶりの安値圏に軟化。中銀のスタンスによっては売り買いが交錯し、需給バランスが崩れれば一段安の可能性もあります。

その後の午後9時半のアメリカの耐久財受注と失業保険申請件数で、ドルの値動きがありそうです。耐久財受注は前回を上回ると予想されています。

内訳をみても、国防以外のコア資本財やコア指数が前回上振れの見通しで、明日のGDPは堅調な内容になるとの思惑からドルに買いが入る可能性があります。ただ、雇用に関しては改善は一服する見通しで、ドルの大幅高を抑制するとみます。

主な注目材料(日本時間)

08:00 韓国1-3月期国内総生産
昼ごろ 日銀金融政策決定会合、日銀展望レポート
15:30 日銀総裁記者会見
16:00 スウェーデン4月消費者信頼感、製造業景況感
16:30 スウェーデン中銀定例会合/政策発表




18:30 南ア3月生産者物価指数
19:00 英4月CBI流通業売上高・産業受注動向
20:00 ウクライナ中銀定例会合/政策発表
20:00 トルコ中銀定例会合/政策発表
21:00 ブラジル4月消費者物価指数
21:30 米3月耐久財受注、失業保険申請件数
22:00 メキシコ2月小売売上高
22:30 ブラジル3月経常収支
休場:オーストラリア、ニュージーランド、アイスランド、イスラエル、エジプト
(日程は変更になることもあります)

米主要3指数はマイナス圏

本日アジア市場の早朝、ドル/円は112円10銭付近で推移。前日NY市場で112円40銭付近まで昨年12月以来の高値圏に浮揚したものの、その後は失速し112円18銭で引けた値動きから、反動による調整の売りが予想されます。

日経平均先物はプラス圏となりましたが、NYダウなど米主要3指数はマイナス圏で取引を終えており、序盤はドル買い/円売りを想定しにくい状況です。
(おわり)

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