ドル上げ渋り/底堅い米GDPを好感も、調整売りが下押しか

本日のドル/円は上げ渋る展開となりそうです。焦点となるアメリカの1-3月期国内総生産(GDP)が想定通りの内容となれば株価や長期金利がけん引する見通し。

ただ、112円台は引き続き売りが出やすく、週末の調整などに下押しされるでしょう。




NY市場でドルは一時111円37銭

4月25日のドル/円は反落。アジア市場では日本株高を背景に円売りが強まった場面では112円前半に浮揚した後、中国株の軟調地合いや米長期金利の低下を受けドルは失速。

欧州市場ではユーロ売りの影響でドルは112円付近まで戻されたものの、再び米長期金利の低下でドル売りに振れ、111円37銭台まで軟化。その後は米ナスダックの上昇で小幅に戻し、111円61銭で取引を終えました。

米GDPは前期比年率+2.2%を予想

4月26日はアメリカの1-3月期国内総生産(GDP)が焦点。前日発表された耐久財受注でコア指数などが強く、GDPへの反映が期待されます。市場では10-12月期並みの前期比年率+2.2%が予想され、想定通りなら市場センチメントの改善で円売りが強まりそうです。

ただし、米長期金利が低下すれば週末の調整売りの手がかりとなりやすく、ドルの112円台定着は微妙でしょう。

主な注目材料(日本時間)

06:00 韓国4月消費者信頼感
07:45 NZ3月貿易収支
08:30 日3月有効求人倍率、失業率、4月東京都区部消費者物価指数、3月鉱工業生産
10:30 豪1-3月期輸入物価指数、1-3月期生産者物価指数
14:00 日3月新設住宅着工戸数
16:30 スウェーデン3月生産者物価指数、3月小売売上高




19:30 ロシア4月中銀定例会合/政策発表
21:30 米1-3月期個人消費支出、1-3月期国内総生産
22:00 メキシコ3月貿易収支
休場:キプロス、イスラエル、レバノン、ルーマニア、セルビア、モンテネグロ、ブルガリア、タンザニア
(日程は変更になることもあります)

ドルは底堅く推移も調整が重石

本日アジア市場の早朝、ドル/円は111円50銭付近で推移。NY株式市場がまちまちとなったことから日本株は前日終値付近で推移し、ドルは方向感の乏しい展開となりそうです。

111円台は引き続き押し目買いが観測されるほか、ドル指数は上昇トレンドを形成しており、底堅い値動きが予想されます。ただ、国内勢は大型連休を控え、調整の売りを想定します。
(おわり)

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