為替予想:NYダウとの相関で日経平均2万円割れか、ドル円110円は?

本日のドル/円は弱含む展開となりそうです。前日のNYダウの大幅続落を受け日経平均株価の2万円割れは回避できず、円買い先行の見通し。アメリカの政府機関閉鎖や利上げ鈍化でドル売りも続くでしょう。ただ、ドルは節目の110円付近から買戻しが予想されます。

ドル一時8月以来の安値

12月24日取引で、ドル/円は7日続落。東京などの主要市場が休場で薄商いのなか、アジア市場では窓開けスタート。円買い先行で早々に110円台に軟化しましたが、すぐに買戻しが入り、全般的に底堅い値動きが続きます。手がかりとなったのは上海総合指数よりもユーロ/ドルの値動きでした。節目の1.14ドル付近の売り圧力に押され、その都度ドルが小幅に押し上げられました。
欧米市場でユーロ/ドルが1.14ドル台に値を上げたものの、ドル/円の下げは小幅にとどまる場面が目立ちました。ところが、NY市場では一転してドル売りに。米政府機関の閉鎖やトランプ人事などへの懸念からNYダウが大きく値を下げ、ドルは安全通貨とはならず8月以来の安値となる110円26銭まで急落。株価の下げ幅縮小でドルはやや戻したものの、地合いの悪さを残しています。

日経平均の下げ幅を注視

本日のアジア市場早朝の取引で、ドル/円は110円40銭付近。24日のNYダウの大幅続落で日経平均先物は一時19200円台まで下げており、25日の東京株式市場で日経平均2万円割れは避けられないでしょう。米政府機関の閉鎖のほか連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ鈍化でドル売りが続くなか、トランプ政権の日米通商交渉で日本の円安政策を封じる方針も嫌気され、円買いを誘発しそうです。
一方で、本日の日経平均2万円割れはある程度織り込まれた可能性もあります。日本株は売られすぎのサインもあり、下げ幅が想定内であれば円買いよりもドル買戻しが優勢となってドル/円は下げ渋るでしょう。また、大きな節目である110円が視野に入り、国内勢による押し目が見込まれます。今晩は世界の主要市場がクリスマス休暇による休場で、日中に110円台を維持できれば、明日以降の攻防になると予想します。
■主な注目材料
13:00 タイ11月鉱工業生産
休場:世界57カ国

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