今日の円ドル:伸び悩み/110円付近に売り、材料難で買いは限定的

本日のドル/円は伸び悩む展開となりそうです。ブレグジットなどで引き続き欧州通貨は買いづらく、ややドル買い方向に振れやすい見通し。ただ、前日同様、具体的な材料が乏しいため消去法的な買いにとどまり、節目の110円回復は想定しづらい状況です。

109円後半で利益確定売り

1月21日のドル/円は5日ぶり小反落。アジア市場では、早朝の取引で上値の重さを嫌気した売りで、109円40銭台に値を下げます。その後発表された中国の10-12月期国内総生産(GDP)が前年比+6.4%と前期の+6.5%を下回ったものの、市場コンセンサスと一致。それを受け中国経済の先行きに対する過度な懸念による円買いは後退し、ドルは109円50-60銭の水準に値を戻しました。

この日はキング牧師誕生日の祝日で米国市場が休場となり、アジア市場終盤以降は全般的に模様眺め。欧州市場では中国の貿易依存度の高さからオセアニア通貨が弱含んだほか、ユーロ/ドル失速でドル/円は下値の堅い展開となります。ただ、やはり買い材料が乏しく、ドルは上値が押さえられました。NY市場では109円70銭付近を上値にもみあいが続き、109円66銭で取引を終えました。

米住宅関連指標は下振れか

本日アジア市場早朝は、ドル/円は109円60銭で推移。この後は日本株の小幅高を受けた円売りで109円半ばを中心とした値動きなりそうです。イギリスのメイ首相は、前週議会で否決された欧州連合(EU)離脱合意案について代替策を期限の21日に議会へ提示し、29日まで審議のうえ採決される見通しです。ただ、先行き不透明感からポンドは積極的には買いづらく、ややドル買いに振れやすいでしょう。

今晩も具体的な材料が乏しく、動意の薄い展開が予想されます。経済指標では、午後7時の独1月ZEW景気期待指数が前回よりも悪化する見通しで、24日の欧州中銀(ECB)理事会で弱気な姿勢が示される可能性から、ユーロ売り/ドル買いに振れやすい見通し。その後の米12月中古住宅販売戸数も前回下振れが予想されるものの、減速懸念のドル売りは限定的に。ドル/円は底堅い反面、上値も重い展開を予想します。

■主な注目材料
06:00 韓国10-12月期国内総生産、生産者物価指数
16:00 ナイジェリア中銀定例会合/政策発表
17:00 台湾12月失業率
17:30 香港12月消費者物価指数
18:00 ポーランド12月小売売上高
18:30 英雇用統計
19:00 独1月ZEW景気期待指数
22:30 カナダ11月製造業出荷、卸売売上高
23:00 メキシコ12月失業率
00:00 米12月中古住宅販売戸数
コロンビア11月貿易収支
04:00 アルゼンチン12月貿易収支

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