今日のドル円:上値重い/米FOMCなど重要イベントにらみ様子見か

本日のドル/円は上値の重い値動きとなりそうです。アメリカの政府機関閉鎖の解除を背景に、リスク要因の後退を受けた円売りが先行する見通し。ただ、週内の連邦公開市場委員会(FOMC)や米中貿易協議を見極めようと、調整の売り買いにとどまるでしょう。

ドルのNY終値は109円半ば

1月25日のドル/円は小反落。アジア市場では、イギリスの欧州連合(EU)離脱合意代替案が29日の下院採決で通過する見通しとなったことを受け、リスク許容度上昇に伴い日本株や中国株、欧米株式先物が軒並み強含み、円売り主導の展開となりました。ただ、ドル/円はクロス円にけん引され110円を目指すものの、節目付近の売りに上昇を阻止され、109円後半でのもみ合いが続きました。

欧州市場では材料難のなか、引き続き109円後半での値動きが続きます。その後、アメリカの一部政府機関の閉鎖を3週間解除するとトランプ大統領が発表。それを受け、ドルは株高に連動して109円95銭まで強含み、110円回復にトライ。ただ、翌週のFOMCを控え利上げペース鈍化などへの思惑から109円半ばまでやや大きく失速するなど乱高下となり、NY市場では109円51銭で取引を終えました。

ドル指数は前週末に急落

本日アジア市場の早朝、ドル/円は109円50銭台で推移。この後は米株高を受けた日本株高で円売りが先行し、ドルは109円半ばから後半で推移しそうです。アジア市場では109円半ばを割り込めば本邦勢を中心に買い戻しが見込まれ、下値は堅いでしょう。ただ、今週はFOMCのほか一般教書演説、閣僚レベルの米中貿易協議など重量級のイベントが予定され、動きづらい展開となりそうです。

一方、今晩は午後10時半発表のアメリカの12月シカゴ連銀景気指数と0時半のダラス連銀製造業ビジネスインデックスが手がかり。ダラス連銀指数はマイナスとなれば2カ月連続で、減速懸念や利上げ休止への思惑からドル売り材料となりそうです。ユーロ売り/ドル買いには振れやすいものの、ドル指数は前週末の急落から戻りが緩慢で、引き続きドル/円の110円台回復に楽観的なシナリオは描きにくいでしょう。

■主な注目材料
08:50 日 企業向けサービス価格指数
08:50 日銀金融政策決定会合議事録
16:00 デンマーク12月小売売上高
17:30 スウェーデン12月貿易収支
17:30 香港貿易収支
21:30 ブラジル12月経常収支
22:30 米12月シカゴ連銀景気指数
22:30 ケニア中銀定例会合/政策発表
23:00 メキシコ12月貿易収支
00:30 米ダラス連銀製造業ビジネスインデックス
02:00 エジプト中銀定例会合/政策発表
休場:オーストラリア

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