今日の円ドル:底堅い/米FOMC後の売り継続も株高基調で円買い後退

本日のドル/円は底堅い値動きとなりそうです。米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定で引き締め鈍化を嫌気したドル売りが続く見通し。ただ、株高継続で円買いが後退すればドル売りを吸収するでしょう。クロス円の上昇もドルを下支えすると予想します。

ドルのNY終値は109円台を維持

1月30日のドル/円は下落。アジア市場では連邦公開市場委員会(FOMC)での政策発表を控え動きづらいなか、日経平均株価の軟調地合いで円買い先行。ただ、本邦勢が値ごろ感から買戻しを進め、ドルは引き続き下値の堅さが意識されます。また、アメリカの株式先物がプラス圏を維持したことでドルは値を戻しますが、やはり日本株安を嫌気した円買いにドルは上値を押さえられました。

欧米市場では、109円74銭まで強含んだ後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCでの討議を踏まえ政策金利の維持を決定。また、今後の景気減速の可能性を念頭に柔軟な金融政策を打ち出す方針を表明したことで今年2回程度とみられる利上げの鈍化に思惑が広がり、ドルは一時109円を割り込みます。ただ、NYダウが前日比400ドル超の大幅続伸となるなど株高を手がかりに、ドルは109円04銭で引けました。

ドル109円維持なら買戻しも

本日アジア市場の早朝、ドル/円は109円付近で推移。この後は日本株高を背景とした円売り基調の展開が予想されます。FRBのハト派的な政策決定が消化され、ドルは売られやすく108円台に軟化するかもしれません。しかし、目先もアジアや欧米で株高を維持できれば、ドルは下げづらい展開になりそうです。また、クロス円の上昇がドルをサポートするでしょう。

ドル売りが鮮明になるなか、ユーロ選好地合いでユーロ/ドルが上昇しユーロ/円を押し上げています。また、30日に発表されたオーストラリアのインフレ指標が予想を上回ったことも伏線に豪ドル/ドルが強含み、豪ドル/円は堅調地合いに。クロス円の上昇でドル/円はNY市場での取引終盤に109円台に持ち直しました。ドルは下値の堅さが意識されれば、ショートカバーも見込まれます。

■主な注目材料
06:00 チリ中銀定例会合/政策発表
08:00 韓国12月小売売上高、鉱工業生産
08:50 日12月鉱工業生産
09:01 英1月GfK消費者信頼感指数
09:30 豪10-12月期輸入物価指数
10:00 中国1月製造業・非製造業PMI
11:30 シンガポール10-12月期失業率
13:00 タイ12月鉱工業生産
14:00 日12月 住宅着工件数
16:00 英1月全国住宅価格指数
独12月小売売上高売上高
デンマーク12月失業率
トルコ12月貿易収支
16:30 タイ12月貿易収支
17:00 台湾10-12月期国内総生産
17:00 ハンガリー12月生産者物価指数
17:55 独1月失業率
18:00 ポーランド国内総生産
18:30 南ア12月生産者物価指数
19:00 ユーロ圏域内総生産、失業率
20:00 イスラエル10-12月期失業率
チリ12月失業率
21:00 ウクライナ中銀定例会合/政策発表
南ア12貿易収支
チリ12月製造業生産
21:30 米 チャレンジャー人員削減
22:30 米12月個人消費支出、失業保険申請件数、雇用賃金失業保険
カナダ11月国内総生産、12月鉱工業製品価格
23:45 米シカゴ連銀PMI
休場:台湾

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