
今週のドル円:下げ渋り/中国経済下振れ意識、欧州通貨売りでドル選好
1月21-25日のドル/円は下げ渋る展開となりそうです。中国経済は下振れ観測が広がるものの、米中摩擦緩和への期待感で円売り基調の見通し。また、欧州中銀(ECB)理事会では域内経済の回復の遅れが顕著となり、欧州通貨売りによるドル選好地合いが見込まれます。
通貨の価値は政治力で決まる
1月21-25日のドル/円は下げ渋る展開となりそうです。中国経済は下振れ観測が広がるものの、米中摩擦緩和への期待感で円売り基調の見通し。また、欧州中銀(ECB)理事会では域内経済の回復の遅れが顕著となり、欧州通貨売りによるドル選好地合いが見込まれます。
今週のドル/円は戻りの鈍い展開となりそうです。先行き不透明感で円買いに振れやすいなか、イギリスの欧州連合(EU)離脱合意案に関し議会の承認は困難とみられ、政局混迷が警戒される見通し。アメリカの利上げ中止への観測で、ドルの買戻しも限定的でしょう。
1月7-11日のドル/円は下げ渋る展開を予想します。アメリカや中国の経済指標から減速が示され、世界の景気腰折れへの思惑から警戒の円買いに振れやすい見通し。一方、米利上げ停止の観測で株価が底堅い値動きとなれば、ドル売りを弱めそうです。